続・芸能人と恋に落ちました。


まだ話せないだけで私たちが言っていることはわかっているみたい。


「今日は夜ご飯いっぱいだからそのお菓子食べたら夜ご飯食べれなくなっちゃうよ? 」

「食べる! 」

「ダーメ」

「食べたいっ! 」

「ダーメっ」


何度か繰り返しても一向に恋蘭は折れない。

それどころか涙を流してまで必死にお願いをしてくる。


「買ってよ〜」


とうとう大きな声で泣き始めて,恋蘭が泣くから洸までつられて2人で泣いてる


「ダメって言ってるでしょ? 」


2人の泣き声で騒がしいせいで色んな人からの視線が刺さるようになってきた。

なんだか責められてるような,悪いことをしているような気分になってきて


「わかったからっ! 」


恋蘭と洸が欲しがっていたお菓子を持ってお会計した。
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