続・芸能人と恋に落ちました。
「…どうかな? 」
「いいじゃない!? 似合ってる! 」
「本当に⁉︎ 」
はぁ…よかった。これもダメって言われたら選び直しだったよー…
安心して胸をなでおろすと聖奈が大声をあげた
「どうしたの? 」
「幼稚園のお迎えの時間! 」
「嘘っ⁉︎ 早くしなくちゃっ」
急いで服を買い幼稚園へ向かった
「遅れてしまってすいません…」
「いえ、全然大丈夫ですよ!奈未ちゃんと恋蘭ちゃんで仲良く遊んでいますから」
「そうですか…本当にすいませんでした」
聖奈と2人で頭を下げて謝る
「大丈夫です!…恋蘭ちゃん、奈未ちゃんお迎え来ましたよ!」
「「はーい」」
教室から出てくる恋蘭と奈未ちゃん
2人とも笑っていて全然怒ってはいないみたい
…よかったー
「ママ遅いっ! 」
「ごめんね恋蘭」
「ママのせいで遅くなったんでしょ? 」
なんでわかるの…? この子なんか感じ取れるんじゃ…
「ママ袋持ってるもんっ‼︎ 」
あ…そっか,だからわかったのか
にしても洞察力凄すぎじゃない?
「もう少しで瑞貴帰ってくるからご飯の準備しなくちゃ…」
「もうそんな時間か…ごめんね付き合わせちゃって! また明日! 」
「バイバイ恋蘭ちゃん! 」
「奈未ちゃんバイバーイ! 」
そういうと聖奈と奈未ちゃんは手をつなぎ帰っていった。
「私達も帰ろっか」
「うん! 」
私も恋蘭と手をつなぎベビーカーを押しながら家路に着いた