続・芸能人と恋に落ちました。
~未來side~
「ママ? ママ! 」
「…ん…恋蘭おはよう」
「おはよう…もう10時だよ? 」
「…10時? …えっ10時⁉︎ 」
時計を確認すると針は10時を指している
あ…蒼に朝ごはん作ってあげられなかった。
それから恋蘭と洸にも…本当情けないな。
「ごめんね…洸は? 」
「洸ならあっちで寝てる! …ママおめめ腫れてるよ? 」
どうしたの? と私の顔を覗き込んでくる
「 …冷やさなくちゃ…あれ」
目を冷やすために動こうとしたら布団がかけられていた。
私,布団なんかかけて寝てない
もしかして…
「ねぇ恋蘭,ママにお布団かけてくれた? 」
「ううん,かけてないよ! 」
「そっか…」
やっぱり蒼が…
昨日あんなに酷いこと言っちゃったのに優しいんだね…
やっぱり蒼の事嫌いになんてなれないよ。
昨日あんなに大きな喧嘩をしたのに寧ろ大好き