続・芸能人と恋に落ちました。

人目なんか気にせず外で大声を出しちゃってる私

けど見渡す限り人の姿は見つからない

はぁ…よかった誰もいなくて。


「こら! 誰が勝手に出て行っていいって言った? 」

「だってママ遅いんだもん…」

「それでも勝手に行っちゃダメなの! 恋蘭は走れるかもしれないけど洸はまだ歩くことすらままならないのに! 」

「ごめんなさい…」

「あっ…」


またやっちゃった…恋蘭だけが悪いわけじゃないのに

私がもっと急いでいれば…


「ごめんね恋蘭。恋蘭ばっかり悪いわけじゃないのに」

「ママ…怖い…」

「ごめん…けどそれだけ恋蘭と洸が大切だってことなの。わかってくれる? 」

「うん」

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