続・芸能人と恋に落ちました。


恋蘭と仲直りをして歌を口ずさみながら実家に行った


『ピーンポーン』

「未來だけ「ばぁば〜恋蘭だよ! 」


私の言葉を遮りインターフォンに映るように前に出てくる恋蘭

どれだけお母さんの事好きなんだか…


『バタバタ!』


えっ! 中からものすごい音がしたんだけど…

何が来るんだと身を構えていると


「恋蘭ちゃん,洸くーん! 」

「ばぁばー! 」


私の目の前で抱きしめ合ってる私の母と娘

なんか感動の再会みたいな感じになってるんだけど。


「さぁ! 入って入ってー」

「わーいっ! あっ,じぃじもいるっ! 」

「洸くんも行こうね,はーい抱っこ! 」


洸をベビーカーからだしてそそくさと抱っこして家の中へと入っていったお母さん

…私の事は?

お母さん…娘の存在覚えてる?

その後しばらく玄関にボーっと立っているままだった。

しばらく外にいても誰も迎えに来てくれなくて…みんな私の事忘れてないよね?

なんか寂しくなっちゃったよ。
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