続・芸能人と恋に落ちました。
これは答えないとあとあと面倒臭いことになりそう…
「パパの事,好きだよ」
多少照れながらも素直に恋蘭に伝えた
蒼の顔をもう一度見てみると満足気に笑っていた
「パパもママの事好き? 」
「好きだよ」
…やばい,これはやられる。
恋蘭に顔を向けて言ったのではなく私に顔を向けて " 好きだよ " って…長い間一緒にいるけど蒼にはやっぱり慣れない
「なんでそんなこと聞くの? 」
あまりの恥ずかしさに蒼から目をそらし恋蘭に話を振った
「恋蘭も好きな子いるの〜 」
「「…はっ⁉︎ 」」
恋蘭にも好きな子が出来たのっ⁉︎
蒼も驚いたみたいで珍しく声を上げた。
「…恋蘭、もう一回言ってくれ」
恋蘭の発言が信じられないみたいで聞き直す蒼
空耳だと信じたいのかな?
「恋蘭にもついに好きな人ができたんだね…よかったね! 」
「おい、よくねぇよ!ダメだ!恋蘭にはまだ早すぎる!!」