【続】先輩×後輩 ~2人のプリンセス~
最近、巧くんは優しくなった。
前まではいろいろグチグチ言われてたけど、最近は仕事のこともいろいろ教えてくれるし、頼りになる存在って感じなの。
「うん。ありがとう」
巧くんは何も答えずに、ただぼーっと立っているだけだった。
ここ最近、巧くんは元気がないのは確か。
でも本人に聞くと『寝不足なだけ』って言われるの。
あたし、絶対何か隠してるんだと思う。
あたしじゃ、言えないことなのかな?
あたしじゃ、頼りにならないかな?
いっつもそう思ってたけど、なかなか聞けなかったの。
「ねぇ、巧くん」
「ん?」
あたしは思い切って、巧くんに聞くことにした。
「最近元気ないけどどうしたの?」
巧くんはしばらく黙ってこう言った。
「寝不足」
「違う。寝不足じゃないでしょ、本当は。あたしに何か隠してる」
前まではいろいろグチグチ言われてたけど、最近は仕事のこともいろいろ教えてくれるし、頼りになる存在って感じなの。
「うん。ありがとう」
巧くんは何も答えずに、ただぼーっと立っているだけだった。
ここ最近、巧くんは元気がないのは確か。
でも本人に聞くと『寝不足なだけ』って言われるの。
あたし、絶対何か隠してるんだと思う。
あたしじゃ、言えないことなのかな?
あたしじゃ、頼りにならないかな?
いっつもそう思ってたけど、なかなか聞けなかったの。
「ねぇ、巧くん」
「ん?」
あたしは思い切って、巧くんに聞くことにした。
「最近元気ないけどどうしたの?」
巧くんはしばらく黙ってこう言った。
「寝不足」
「違う。寝不足じゃないでしょ、本当は。あたしに何か隠してる」