猫の出会う日~黒猫が白猫になる日~


由「で?どういうことよ」


田「あぁ。白猫が目を覚ました日にさ。黒猫、子供たちと死のうとしてたんだよ。黒猫が、落ち着けるように親戚と嘘をついてしまったんだ」


これは


偽りのない真実


白「あぁ。そんなこともあったな。でもほんとは親戚じゃなかったんだ。そりゃ、逃げるよ。僕でもやだわ」


由「あなたはばかよ…。黒猫ちゃん、今大変なときなのに」


あぁ。


由香と出会った頃と


俺は全く変わっていない


田「それで昨日、夜な。親戚じゃないでしょって黒猫にばれてな。うそをついた訳を話そうと思ったんだが、聞いてくれなかったんだ。」


白「聞くわけねぇよ。黒猫はあんたのこと信頼してたしな」


田「そうなのか……」


白「黒猫に合ったら、ちゃんと話して見ろよ。絶対黒猫なら分かってくれるよ。」


俺はばかなんだ


子どもに言い聞かされるなんてな


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