猫の出会う日~黒猫が白猫になる日~


白「学校どうしよな…今いける気がしない。」


柊「じゃあ、黒猫の見舞い行こー!」


白「そうだな。」


ざざざっ!


俺の目の前から


ナイフをもったやつが


俺に向かって走ってくる


俺は動けなかった


ぐさっ…


どさっ…


目を瞑っていたから恐る恐る開けてみると


白猫が倒れていた


柊「白猫!」


男「はははっ!成功した。邪魔してくれたお礼だよ?昨日の君」


といって走り去った変な男


白「はぁ…」


柊「白猫…あ!待ってろ。止血すんから。どうやったっけ…黒猫に前教わったんだけどあ!」


“お腹の止血はね、ハンカチとかタオルとかで血の出てる場所を押さえるんだよ”


タオルとか…


あっ!今日はハンカチ持たされたような


あったあった。


確か強く傷口を押さえるんだったよな


俺はぐっと


傷口を片手で押さえながら


救急車を呼んだ


救急車が来るまで止血をしていた


柊壱side終わり


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