猫の出会う日~黒猫が白猫になる日~
嵯峨side
田「で?おまえらはなにしたんだ?」
嵯「白猫の浮気をあばいて黒猫をもらおうと思っただけだ…その写真は今日下駄箱に入ってた…」
下駄箱に入ってたのは
本当。
俺は黒猫に助けられたときから
黒猫のことが好きだった
だから、今から六年前
田「ほう。で?この箱は何だ?」
嵯「それは俺じゃねぇ。だから、写真は下駄箱に入っててとんとき思ったことだったから」
田「そうか。だがな。こんな写真偽装かもしんねぇっておもわなかったのか?」
嵯「……」
偽装…
田「おまえらは、何を分かって今みたいに白猫をせめた?何を知っていて白猫をいじめようと思った?誰もそれを分かるやつなんていねぇだろ!」
俺は何にも分かっていなかった