猫の出会う日~黒猫が白猫になる日~


あわせてあげたいけど





『ねぇ…会わせてあげる』


楓「ほんとか?」


『うん…』


楓「いつ?」


『…来週の金曜日…私のクラスに来てくれれば会わせてあげる』


楓「来週の金曜日…おっけ」


『私のクラスは2-3だから』


楓「お前の学校は?」


『R甲律高』


楓「R甲律高!?エリート高校じゃねぇかよ」


『すみませんでした!エリートで』


楓「じゃあ、来週の金曜日行くな」


『勝手にして、』


楓「じゃあ送るよ?」


『いい…』


じゃ…楓「待て待て、はい。アップルパイ」


(☆。☆)


『ありがと』


楓「じゃあ、気をつけて帰れよ?それ食べて…目、キラキラし過ぎ」


『だって…』


楓「分かったから。」


そして楓矢の家を出た


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