Not to memories
カラオケに着き、部屋についた順番で、
席に座った。

ん?

げっ。

小林さんの隣に座ることだけ意識してたら、
逆側まさとだし。

まさとが隣で笑ってる。

近いってば!

「みんなもっと詰めて!入んないー!」

まじか、もっと広い部屋にへんこーしてー


「おい、ゆな、もっとこっちこいよ。」

う。
仕方なくまさとの方に近づいた。
右腕が全体的にまさとに触れている。

はぁ。
近いぃー


じゃっおれから歌わせていただきまーす!

そしてみなさーん
文化祭お疲れ様でした〜!

そしてお疲れ会が始まった。

まさとの隣から
矢野くんがひょこっと顔を出してきた。

ん?

「学級委員長!まじ今回お疲れー!
小林さんのおかけだよ!
休憩時間たくさん作ってくれたから
まどかちゃんと文化祭たのしめた!

しかもそれなのに儲けたし、
まじラッキー。

サンキュなー!」

あっまた小林さん照れてる。
かわいー!

「そんな。でもお役に立てよかった!」


「それよりさ、まさとって飯田さんのことゆなって 呼んでんだ?」

「だからなんだよ。」

「いつの間に???二人はー」

「ちっちがーう!ねっ」
すかさず私は否定した。。
「。。。」
おいこら!まさと!しかと?
ちゃんと言ってくんないと!

「ほら。私だし、ありえないでしょ」

やばいなー。
周りを見るとみんなカラオケに集中してて
見られてない。
ふぅ。しかも今日は武田さん来てない。

良かった。
武田さんに見られてたらアウトだもんね。
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