Not to memories
何かになる
あっという間に寒くなり、
今日はクリスマス。


昨日のイヴの日、
矢野くんが振られてしまい、
急遽矢野くんがクラスの子達を招集。

彼氏彼女のいないやつは集まって
ボーリング大会だーって。。。

矢野くんの力はすごい。
クラスの半数弱が参加。
小林さんも行きたいから
一緒に行かないって言われて、
私もつい参加。

ボーリングが終わったあとでも
キャバは間に合うし。

それに小林さんがクラスの子達と
仲良くしたいという気持ちを
邪魔したくない。

「じゃあチーム対抗戦な。
チーム決めすっからー。」

矢野くんがカバンから取り出したのは、
女子と男子用の2枚のあみだくじの紙。
授業中に作ったのだろうか。。。

「男子と女子チーム、あみだくじで
そっから一つ選んでー!

出てきた数字が同じとこが
合体だからー」



よくわかんないけど。。。

「なんかよくわからないね。
私と飯田さんの分私選んじゃうね」

みんなもよくわかんないなーって顔を
しながら、とりあえず小林さんや
他の女子たちがあみだくじを選んだ。

「小林さん!何番??」
ニヤニヤしながら矢野くんが効いてきた。

「2番だったよ!矢野くんは?」

うわ。矢野くんめっちゃスマイル。。

「俺たち同じチーム!優勝すんぞ!」

ってことは。。。
まさとも一緒。。

おっいない!
ラッキー!

「あっあと、まさといっからー。」

なんだ。。いるのか。

まさとがいると調子狂うんだよなー。

平然と平然っとー

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