Not to memories
こばやん!ほら、キンチョーしすぎだからー!
しんこキューー!!

矢野くん。。。優しいな。

「小林さん大丈夫なのかよ。あんなカチコチで」

まさとが話しかけてきたー。。。なんか緊張してしまえのは私だけなのだろうか。。

「ただでさえ責任感感じやすいし、さらにこばやんって呼ばれて、緊張マックスだと思う。
でもそんな小林さんかわいい。」


「ゆなは大丈夫なのかよ?」

「え?なにが???」

「ボーリングにきまってんだろーが」

「あー!ボーリングね。うーん。
私もやったことないかも。。。」

「まぢかよ。ビリとか勘弁しろよな」

運動神経は、割といいと思ってるんだけど。

確かにアイスどころじゃないのかな。。。

ブルルル
ん?私かな?
スマホを見ると、佐藤くんからラインがきた。
アルクマくんで遊んで以来、
頻繁にライン来るんだよなー。


今日クリスマスだし、
暇してたらこっちこない?
俺ん家でクリパちゅーなんでー


佐藤くんは彼女いないのかなー。
あっ彼女とはイヴにあうもんなのかも。
いないわけないしね。


えっ。。。
まさとが私のスマホを覗き込んでいる。。

「へぇ。佐藤からじゃん。」

「もーちょっと見ないでよ!」

「へぇ。恥ずかしい内容なんだ」

「別にそんなんじゃないけど。。
普通に恥ずかしいでしょうが!クリパしてるから来ない?って言われただけだし!」

もうなんたんだ!!

「あっそ。」

なんか怖い。。
とりあえずなんとか空気を良くせねば。。

「ねぇ。それ。アルクマくん。
大事にしてくれててちょっと嬉しかったよ。
ありがとね。」

「。。。」
あっやば。キモいこと言っちゃった。
そんなこと言ったら逆に付けてらんないよね。

「あっいや。ごめんキモいね。
そーじゃなくて、すぐ捨てられちゃうかと
思ってたから。
ほら、プレゼントして大切にしてくれてたら
普通に嬉しいでしょ。ただそれだけだから。」

あーもーなんか調子狂う。
うまく話せないよ。
なんなんだろ。

「捨てるわけねぇだろ。
。。。大切にしてっから。」

うっ。
痛い。。。

なんか痛い。。。

ううう。

もーなんなんだよー!!!これだからまさとは嫌。

「ちょっとおめーらー!
俺の見てくれてたのかよー!!
かっけースペア入れたのに!!

ほら次!飯田ちゃんだからー!マヂ頼むよ」

「えっ小林さん!8ってすごくない?」

よし、私も頑張ろう!目指せアイス!
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