Not to memories
ピーンポーン。

ん?
何も考えず、ぽーっとした数分間、
チャイムの音で少しシャキッとした。

時計を見ると、もう1時。

ラーメン食べれる!!

ん?って誰かな?
もしかして家族だったらどうしよう。



んーなんか不安。

まさとは一階の玄関にむかった。

。。。。。

「今年も来ちまった!
年末年始に暇なやつってお前しか
思いつかねぇんだもん。

今年も初詣行こうぜ!」

下から
聞き覚えのある声。。。
二人は階段を登っている音が聞こえる。。

「いいんだけど、佐藤より前に客来ててさ」

「おっじゃあ仲良。。。?」
がちゃ。

まさとの部屋のドアをあけた佐藤くんは
びっくりし過ぎたのか、ドアを閉めた。。

そりゃびっくりするよね。
男の子の部屋にいるんだもん。。
また勘違いされちゃうな。。

よし!
私はドアを開け、
佐藤くんに説明した。
ラーメン食べに来たらやってなかったから、
家にいただけっと伝えたけど。。
佐藤くんは動揺している。。。

「えっえっと。。。じゃあいくね!
わたしラーメン食べたいし」

「ゆな。いいから。別に」

「そうだよ。飯田さん!
一緒に大晦日過ごそ。その方がたのしいし」

「いやいや。もともと
ラーメン食べて帰るつもりだったから」
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