Not to memories
「十分すぎるぐらい支えてもらってる。もうだいじょーぶだから。
それに今日みたいに待ってなくていいから。
嬉しかったけど、でもまさと、学校で暇潰すのきつかったでしょ?
連絡くれたら会いに行くから。ねっ?」


「好きでやってるから気にすんな。
それに、お前のことちゃんと守るっていったろ」



。。。

私はまさとに抱っこにおんぶ。。
甘えっきりだ。。

こんなに甘えてちゃいけないのに。

「あんまり甘やかさないで。どんどん弱くなってくし。。」

「弱くなれるとこ、一つぐらいあってもいいだろ」

まさとは何を言っても、
避けても逃げても、
ぶれることがなくって。。

まさとは
ほんとにあったかい。


ブルルル

スマホをみると、
佐藤くんから
「今何してる?」というラインがきた。

「佐藤から?」

「うん。何してる?だって。」

「ふーん。教えたんだ。」

「え?何を??」

「連絡先」

「うん。佐藤くんね、
急に繋がんなくなったから、死んだかも思ったって慌ててうちのクラスに来てさ。
かわいそうなことしちゃった。
でも。慌ててた佐藤くん可愛かったよ。」

「へぇ。」

「またどっかいこうって言ってるから、そしたらまさと来てくれる?」

「。。。佐藤がいいなら。。。」

「良いって言うにきまってるじゃん。二人仲良しじゃん。

うーん食べ放題かなぁー。

もんじゃもアリだな。。

なにがいい?」

「たべものばっか。。食いしん坊。」
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