Not to memories
部屋に行き、洋服をきて、
少し化粧をし、
リビングのドアを開けようとしたら、
お母さんの声が聞こえてきた。
「そう。ゆなはねー。
昔っからそうなのよ。
人のことはよくわかるのに。
自分のことになるとねー。。
ほんとごめんなさいね。
でも滝口くんみたいな子がいて良かったわ。」
ガチャ。
「ゆな。ほらあんたも早くご飯食べて。」
いつもはお父さんが座っている席に
まさとがいる。
不思議。
私はまさとの前に座り、
パンをかじりながら、
まさとの顔をちらっと見た。
いつも通りのまさとだ。
なぜ、学校の女子とは話さないのに、
お母さんとは普通に話してるんだろ。。。
「あの、本当に送ってもらわなくても
大丈夫なんで。。
本当にすみませんでした。」
「あっ今日用事あったのかしら。
急いでるの??」
「いえ。さすがに失礼しすぎかと。。。」
「良いのよ。お姉ちゃんもお父さんもまだまだ
今日は帰ってこないし。
病み上がりで一人で帰すわけに行かないし、
ゆなに送ってもらって。」
「うん。ちょっと待ってて。送ってくから」
急いでパンを食べ、
牛乳を飲みほし、
まさとと家を出た。
家を出る前に、また遊びに来てねと
お母さんが言った言葉は、
社交辞令ではなく、
素直な気持ちだと思う。
こんな形で、
しかも年頃の女が男を
連れてくるなんて、
親として普通なら複雑、
もしくは怒ったりするものだと思う。
親には心配かけないように。
私なりに細心の注意をはらってきたつもり。
でもなんらかの変化を親は察知していたのだ。
ただの反抗期ではないと。。。
私に何が起こったのか
親は聞いてきたこともない。
ただ、見守ってきてくれたお母さんは
とてつもなく心が広い。
。。。
大切にされてたんだな私。。
少し化粧をし、
リビングのドアを開けようとしたら、
お母さんの声が聞こえてきた。
「そう。ゆなはねー。
昔っからそうなのよ。
人のことはよくわかるのに。
自分のことになるとねー。。
ほんとごめんなさいね。
でも滝口くんみたいな子がいて良かったわ。」
ガチャ。
「ゆな。ほらあんたも早くご飯食べて。」
いつもはお父さんが座っている席に
まさとがいる。
不思議。
私はまさとの前に座り、
パンをかじりながら、
まさとの顔をちらっと見た。
いつも通りのまさとだ。
なぜ、学校の女子とは話さないのに、
お母さんとは普通に話してるんだろ。。。
「あの、本当に送ってもらわなくても
大丈夫なんで。。
本当にすみませんでした。」
「あっ今日用事あったのかしら。
急いでるの??」
「いえ。さすがに失礼しすぎかと。。。」
「良いのよ。お姉ちゃんもお父さんもまだまだ
今日は帰ってこないし。
病み上がりで一人で帰すわけに行かないし、
ゆなに送ってもらって。」
「うん。ちょっと待ってて。送ってくから」
急いでパンを食べ、
牛乳を飲みほし、
まさとと家を出た。
家を出る前に、また遊びに来てねと
お母さんが言った言葉は、
社交辞令ではなく、
素直な気持ちだと思う。
こんな形で、
しかも年頃の女が男を
連れてくるなんて、
親として普通なら複雑、
もしくは怒ったりするものだと思う。
親には心配かけないように。
私なりに細心の注意をはらってきたつもり。
でもなんらかの変化を親は察知していたのだ。
ただの反抗期ではないと。。。
私に何が起こったのか
親は聞いてきたこともない。
ただ、見守ってきてくれたお母さんは
とてつもなく心が広い。
。。。
大切にされてたんだな私。。