Not to memories

はぁー。やっと昼休みだーー。
げっ。。。。

教室の周りには女子たちが、
怖い顔をしてこっち見てる。。。

はぁ。こらから私は、リンチにあうのか？？
購買にいきたいし、仕方なく教室を出ようと、
女子たちの方へ向かって歩いた。

「おい！ゆな。相手にすんなよ？」
えっ。。まさと？なんだ、怒ってるわけじゃないのか。。。


「うん。でもさ、さすがに佐藤くんに悪いし。
それに私は大丈夫だから」

廊下に出て購買に向かおうとすると。。
はぁ。目線が怖い。。
誰が声かけてくるんだろう。。

バン。、
え？

肩を叩かれた？

「飯田さん。ちょっと話があんだけど」
きたきた。。可愛い女子からのお誘い？？な訳もなく、やっぱりリンチかー。。
シカトするわけにもいかないし。。

女子たち大勢と屋上にいった。。。


「飯田さん！あんたみたいな子がなんで佐藤くんと付き合ってんのよ。」

「だから何かの間違えで！！佐藤くんと付きあうなんてありえないから！！」

「でも、二人でデートしてたんでしょ？」

「デート？デートしてないんだけど。。」
後ろから女の子が出てきて、
イラっとした顔をしながら声を発した。。

「なっ！！！私見たんだから！2人がゆるキャラフェスタで楽しそうにしてるの！。。。私嘘ついてないし」

「そりゃ二人で行ったけどデートなわけないでしょ？？ありえないじゃん。みんなが言うように私だよ？私と佐藤くんが釣り合うわけないじゃん！そんな噂、佐藤くんが可愛そうなだけだから、やめてよ」


「さっき佐藤くんが話してるのきいたし。
飯田さんのことゆなって言ってた。

しかも、かわいいって言ってるの聞こえたし」

って今度は誰がしゃべってんだ？？
しるかーーそんなん！
もう。。。昼休み。。。おなかすいたよ。。


「もう近づかないで！佐藤くんに」
女子たちみんながウンウンとうなづいている。
えっと。。。


「近づくなって。。友達なのに？」

「不愉快！友達なんて！
あんたみたいなのがきやすく佐藤くんと仲良くしないで」


。。。。
。。。。


「うん。私みたいなやつが佐藤くんと仲良くしちゃいけない。

それはそう思う。

けど、あんたたちそんなこと言ってて、自分自身でおかしいと思わないの？

人が誰と話そうが、そんなの他人が制御していいわけない。

人はものじゃないんだから。

そんなこと言っていいわけない。

佐藤くんがそれだけ好きだから、そんなこと言っちゃう気持ちわかるけど、あなたも、あんたも、佐藤くんと話したらダメなの？
そんなん自分苦しめてるだけじゃん。辞めなよ。
悲しくなるだけだから」



。。。
やばい。。。言ってしまった。。。
悪化させてどうすんだ私は。。。

。。。。

「。。。あっごめん。
私のことなんて気にしなくても
大丈夫だから！

近寄らないようにする。

それでいいんだよね。

じゃあ。。」


ふぅ。
抜け出せたぜ！！
って。。。なんかなぁー。
これでよかったんだっけ。。。
まっいっか。