Not to memories
教室に戻ると、
小林さんが泣きそうな顔をしていた。
なかなか私が帰ってこないから、
心配してくれていたらしい。
あれ。。?矢野くん入るのに。。
まさとがいない。。。
どーしたんだろ。。。。
キーンコーンカーンコーン。。。
えっ昼休み終わっちゃったし。。。
おなかすいたよーーー。
エネルギー足りない。。
午後は爆睡してしまい、
あっという間に放課後になった。
「あっ飯田さん!佐藤くんきてるよ。。。」
。。。
佐藤くん怒ってるかな。。。
「ごめんね佐藤くん。私のせいで変な噂になってて。。ちゃんと違うって伝えてあるから
大丈夫だよ!!本当にごめん!!じゃあね」
「そんなことより、昼休み。。。なんかあったんじゃ?大丈夫?
。。。。
まさとから聞いた。。。」
「あー聞かれただけ!噂が本当かどうか。
別に何にもされてないし!!
心配までさせちゃってごめんね。」
「今日一緒に帰ろ?心配だから」
「ごめん。。今日は。。やめとこ?佐藤くんにこれ以上迷惑かけらんないし。それじゃあ」
「。。。。。迷惑って?昼間話してたやつになんか言われた?そいつらどこ?言ってくる。ゆなに近づくなって」
「。。。。大丈夫だから佐藤くん!でもさ、さすがに今日はさ。。。」
「ありえない」
え??
佐藤くんが私の手を強く引っ張って、教室に出て廊下を小走りし、下駄箱のところまで来て、足を止めた。
ちょうど授業終わりの生徒たちが下駄箱周辺にウロウロしている。さっきの女子たちもいるかもしれない。とっさに佐藤くんに握り締められている手を外そうとすると、佐藤くんが、大きな呼吸をした。
「俺、飯田ゆなと付き合ってるから。俺の女いじめたり、手出したやつは許さないから!」
。。。
なっ何言い出すの!!!
「ちょっと佐藤くん何言って。。」
「行くぞ!」
手を繋がれたまま、走って後者を後にする。。
えっと。。これはどういう状況?なんかかなり危険な気がするけど、それよりも強引な佐藤くんを始めてで。。どうしよ。。佐藤くん。。
。。。
結局、駅に着き、電車に乗りこむまで何も話せなくて。。なんて言ったら良いのか。。
「ゆなごめん。俺らしくないよな。。。」
「。。。」
「ふー。あのさ。ゆな勘違いしてるから言っとくけど、俺噂のこと嫌とか思ってないから。それより、ゆなは噂のせいで俺と話せなくても辛くない?」
「え。。。?」
「俺は嫌だな」
。。。私。
もう佐藤くんに近寄らない。。って昼間屋上で女子たちにその場しのぎで言ってしまった。。
一昨日予定なければ、言ってくれたらいつでも会えるよっていったのに。。
私、佐藤くんに最低なことした。。
。。。
。。。。。
「ごめん佐藤くん。。本当酷いことしちゃってごめん。。。言い訳になるけど、聞いてくれる?」
「うん。」
「佐藤くんみたいな学校のアイドルが私なんか見たいな女と噂なんてほんと失礼だって思ってて。だからあんまり仲良くしないほうがいいと思って。」
「なんでそう思うのさ。」
「だって。。。佐藤くんは学校の人気者だし。
私は地味で顔も知らない人ばっかりで。。。
それなのに彼女だなんておこがましい。。っと
いうか。。。釣り合わなすぎて、噂になるなんて、佐藤くんの株を下げるようなもので。。。」
「あのさ。ゆなは頭もいい、性格もいい、顔だって正直学校でいちばんかわいい。
俺には持ってないものいっぱいもってて、なんというか、こー輝いてるし。俺なんかよりずっとずっとすごいのに。。。ゆなは自分の評価低すぎる。」
「それは。。。」
佐藤くんは最低な私を知らないだけで、知ってしまったら、幻滅するだけじゃすまないぐらいだよ?自分の評価は決して低くはない。
妥当。
そんなこと、、佐藤くんには言えない。。
「ごめんね。佐藤くんが私の事そんな風に思ってくれるのは、嬉しいけど、みんなはそうじゃないし、佐藤くんのこと好きな子も多いから。。。
でも、そんなの佐藤くんが決めることだし。
佐藤くんが今まで通り、私と仲良くしてくれるなら、私も仲良くして欲しい。」
「だからーー俺だけじゃないんだって。ゆなは間違えてるよ。俺今日学校行ってすぐクラスの男に飯田さんと付き合ってて、ずりぃーとか羨ましいとか言われた。前も言ったけど、ゆなは自分が思ってる以上にモテるんだから!これ以上モテられたら困るから」
「。。。。え?」
「あっ。それはいーとして。俺こそごめん。昼休み間に合わなかった。
まさとが来て、ゆなが屋上に連れてかれるの
見たって聞いたから、急いで行ったけど誰もいなくて。
ごめん。助けらんなくて。。噂になって迷惑かけちゃったのはこっちの方。
だから、俺の方こそごめん。。。って言おうとしたのに、怒鳴ってごめん。。」
「私迷惑じゃないよ。
誰かにあーだーこーだ言われたり、
噂されたりなんて、
慣れてるし、
気にしないし、
誰に何を思われてもどうでもいいから。
だから平気!
心配かけてごめんね。
ありがとう」
。。。
「ごめんムキになって。。なんか喧嘩しちゃったな。。。なんかわかんないけど言いたいこと言えて、すっきりした。あっでも明日からどーする?俺ら付き合ってることになってるし、この際、付き合っとく?俺ら」
「なっ何を言い出す!!!もー」
「。。。はぁ。じゃ別の機会に」
ん?
「なんて言ったの?機会に?って?なに?」
「あーなんでもない。まっ。これでゆなも当分告られることはないだろうし安心だ」
。。。???
なんかわかんないけど、明日からうまくやっていけるのだろうか。、。
これで本当によかったのかな。。。
それにしてもあの時、
まさとは、佐藤くんに伝えに行ってたんだ。
どうして。。そんなこと。。。。
まさとはどうしてるんだろう?
小林さんが泣きそうな顔をしていた。
なかなか私が帰ってこないから、
心配してくれていたらしい。
あれ。。?矢野くん入るのに。。
まさとがいない。。。
どーしたんだろ。。。。
キーンコーンカーンコーン。。。
えっ昼休み終わっちゃったし。。。
おなかすいたよーーー。
エネルギー足りない。。
午後は爆睡してしまい、
あっという間に放課後になった。
「あっ飯田さん!佐藤くんきてるよ。。。」
。。。
佐藤くん怒ってるかな。。。
「ごめんね佐藤くん。私のせいで変な噂になってて。。ちゃんと違うって伝えてあるから
大丈夫だよ!!本当にごめん!!じゃあね」
「そんなことより、昼休み。。。なんかあったんじゃ?大丈夫?
。。。。
まさとから聞いた。。。」
「あー聞かれただけ!噂が本当かどうか。
別に何にもされてないし!!
心配までさせちゃってごめんね。」
「今日一緒に帰ろ?心配だから」
「ごめん。。今日は。。やめとこ?佐藤くんにこれ以上迷惑かけらんないし。それじゃあ」
「。。。。。迷惑って?昼間話してたやつになんか言われた?そいつらどこ?言ってくる。ゆなに近づくなって」
「。。。。大丈夫だから佐藤くん!でもさ、さすがに今日はさ。。。」
「ありえない」
え??
佐藤くんが私の手を強く引っ張って、教室に出て廊下を小走りし、下駄箱のところまで来て、足を止めた。
ちょうど授業終わりの生徒たちが下駄箱周辺にウロウロしている。さっきの女子たちもいるかもしれない。とっさに佐藤くんに握り締められている手を外そうとすると、佐藤くんが、大きな呼吸をした。
「俺、飯田ゆなと付き合ってるから。俺の女いじめたり、手出したやつは許さないから!」
。。。
なっ何言い出すの!!!
「ちょっと佐藤くん何言って。。」
「行くぞ!」
手を繋がれたまま、走って後者を後にする。。
えっと。。これはどういう状況?なんかかなり危険な気がするけど、それよりも強引な佐藤くんを始めてで。。どうしよ。。佐藤くん。。
。。。
結局、駅に着き、電車に乗りこむまで何も話せなくて。。なんて言ったら良いのか。。
「ゆなごめん。俺らしくないよな。。。」
「。。。」
「ふー。あのさ。ゆな勘違いしてるから言っとくけど、俺噂のこと嫌とか思ってないから。それより、ゆなは噂のせいで俺と話せなくても辛くない?」
「え。。。?」
「俺は嫌だな」
。。。私。
もう佐藤くんに近寄らない。。って昼間屋上で女子たちにその場しのぎで言ってしまった。。
一昨日予定なければ、言ってくれたらいつでも会えるよっていったのに。。
私、佐藤くんに最低なことした。。
。。。
。。。。。
「ごめん佐藤くん。。本当酷いことしちゃってごめん。。。言い訳になるけど、聞いてくれる?」
「うん。」
「佐藤くんみたいな学校のアイドルが私なんか見たいな女と噂なんてほんと失礼だって思ってて。だからあんまり仲良くしないほうがいいと思って。」
「なんでそう思うのさ。」
「だって。。。佐藤くんは学校の人気者だし。
私は地味で顔も知らない人ばっかりで。。。
それなのに彼女だなんておこがましい。。っと
いうか。。。釣り合わなすぎて、噂になるなんて、佐藤くんの株を下げるようなもので。。。」
「あのさ。ゆなは頭もいい、性格もいい、顔だって正直学校でいちばんかわいい。
俺には持ってないものいっぱいもってて、なんというか、こー輝いてるし。俺なんかよりずっとずっとすごいのに。。。ゆなは自分の評価低すぎる。」
「それは。。。」
佐藤くんは最低な私を知らないだけで、知ってしまったら、幻滅するだけじゃすまないぐらいだよ?自分の評価は決して低くはない。
妥当。
そんなこと、、佐藤くんには言えない。。
「ごめんね。佐藤くんが私の事そんな風に思ってくれるのは、嬉しいけど、みんなはそうじゃないし、佐藤くんのこと好きな子も多いから。。。
でも、そんなの佐藤くんが決めることだし。
佐藤くんが今まで通り、私と仲良くしてくれるなら、私も仲良くして欲しい。」
「だからーー俺だけじゃないんだって。ゆなは間違えてるよ。俺今日学校行ってすぐクラスの男に飯田さんと付き合ってて、ずりぃーとか羨ましいとか言われた。前も言ったけど、ゆなは自分が思ってる以上にモテるんだから!これ以上モテられたら困るから」
「。。。。え?」
「あっ。それはいーとして。俺こそごめん。昼休み間に合わなかった。
まさとが来て、ゆなが屋上に連れてかれるの
見たって聞いたから、急いで行ったけど誰もいなくて。
ごめん。助けらんなくて。。噂になって迷惑かけちゃったのはこっちの方。
だから、俺の方こそごめん。。。って言おうとしたのに、怒鳴ってごめん。。」
「私迷惑じゃないよ。
誰かにあーだーこーだ言われたり、
噂されたりなんて、
慣れてるし、
気にしないし、
誰に何を思われてもどうでもいいから。
だから平気!
心配かけてごめんね。
ありがとう」
。。。
「ごめんムキになって。。なんか喧嘩しちゃったな。。。なんかわかんないけど言いたいこと言えて、すっきりした。あっでも明日からどーする?俺ら付き合ってることになってるし、この際、付き合っとく?俺ら」
「なっ何を言い出す!!!もー」
「。。。はぁ。じゃ別の機会に」
ん?
「なんて言ったの?機会に?って?なに?」
「あーなんでもない。まっ。これでゆなも当分告られることはないだろうし安心だ」
。。。???
なんかわかんないけど、明日からうまくやっていけるのだろうか。、。
これで本当によかったのかな。。。
それにしてもあの時、
まさとは、佐藤くんに伝えに行ってたんだ。
どうして。。そんなこと。。。。
まさとはどうしてるんだろう?