Not to memories
「ゆなーおなかすいたーー。
なんかここら辺うまいもんないー??」

「ラーメンどー?塩ラーメン」

「行く!おなかすいてそろそろ倒れそう。」

「変わんないねー。
本当におなかすきすぎて倒れてたもんね。
懐かしい。」

「だな。。糖分が足らないとかいって、
ゆながそこら辺の花の蜜を俺に吸わせようと
してたよなー。」

懐かしい。
昔話ができるのも、
ゆうだけだ。
私の過去を知る唯一の人間。。
。。。
「あっここ!
あっゆう。ここなんだけど、
店員さん怖いけど味はイケてるから」

ガラガラ。。。

「あっ。、?」
まさと。。。

「あっあの時はどーも」

「どーも。。。」

「え?なに?知り合いなの?」

「えっとー。あの、ほら。。屋上だよな?」

「はい。学校に来た日、ゆなが屋上から
出てった後、通りすがっただけですよね?」

「あっそーそー。」

あやしい。。
絶対なんかあるし。。

「ふーん。。。ゆう?まさとになんか
話したりしてないでしょうね?」

「話してないって。通りすがっただけ。
まさとって言うんだ。」
小声で会話しているが、
隣にはまさとがいて、
話している内容が聞こえてるかも。。。

「まさとくん!一人なの?」

「あっはい。」

ゴトン。。きたきた!
塩ラーメン!


「ゆう。ここの美味しいから、
心してかかるよーに!」

「はいはい」

じゅるるるーー
「うん。うまい」

美味しいそうに食べてる。よかった!
隣を見るともうまさとが食べ終わりそう。。
私も急いで食べなきゃ。。。

じゅるるるーー
うーーーおいしーい!

「おじさん。ごちそうさん」
あっ。。

「え?ゆう早い。。」

「あっじゃあ俺先帰るからー。
またなゆな!」

「えっ待ってよ!!」

「まさとくん!この後ゆなと遊んだら?」

「あっすみません用事があるんで、
俺も失礼します。」

ガラガラ。。。

「えっ。。。」

「あれ??。。。
まさかゆな、まさとくんになんかしたの?」

「え?してないよ。。」

「明らかになんかあるな。。ありゃ。」

「あっでも彼女ができたからかもしれない」

「。。。。まじかそれ?まさとくんが。。?
ありえないって」

「なんでありえないのよ。やっぱりなんか怪しい!」

「いやいや。。
とりあえず連絡してあげたら??
ちょっと俺これから引越しの手続きとかで
やらなきゃいけないことあるから。
。。
じゃっ」

。。。ちょっと。。。
ガラガラ。。。

二人して意味わかんないし。
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