Not to memories
次の日、絶対に彼女は来ないと思いながら
待ち合わせの10分前に名橋駅着き、彼女を待った。

来るはずはないのに
彼女が来たらどうしようかと考えてしまう。

もし来たら、何を話したらいいのだろう。会ったら怒られるのかもしれない。あーでもない、こーでもないと、夜中考え、ちゃんと睡眠が取れなかった。。そもそもこの状況を作り出したのは俺自身だというのに、こんなにも女々しい俺自身が気持ち悪く、うざい。

時計を見るとあと2分。。心臓がいたい。。

もしかしたらもうどこかにいるのかもしれないとキョロキョロしてみたが、この姿を見られるのはかなり恥ずかしいと思い、スマホをいじることにした。

スマホのアプリを立ち上げ、ゲームをしてみたが時間ばかり気にしてしまう。

もう時間だ。。。

。。。

って現れるわけがない。。
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