Not to memories

強引だとはわかってる。。

遠藤さんのバッグの中から携帯を取り出し、
まさとに電話した。

ブルルルル


ぴっ

私は遠藤さんの顔を思いっきり叩いた。

「痛い。。、」

電話越しからまさとがどうした？と言っている。。

「飯田さんの病院」

と言い、携帯を切った。

ぴっ。

遠藤さんはびっくりしていて固まっている。。。

携帯を切った後、
まさとや矢野くん、佐藤くん、小林さんからの着信がなんどもあった。。。

その度遠藤さんは泣いていた。。。

30分後、
病室にみんなが来た。


「遠藤さん。わかった？
昔のあなたは知らない。だけどね、
みんなが心配してくれるほど大切にされてるんだよ？遠藤さんにはこんだけの価値があるの！」

みんなは目を丸くして何事かと見ている。。

私が怪我したことさえも知らないし。。

「ごめんねみんな！急に呼び出して。あはは」

「おい！あははじゃねぇだろ！
なんなんだよ？びっくりしたじゃねぇか！！」

やばっまさとマジギレだ。。。

「えっ？？あっ遠藤さん大丈夫なの？？
遠藤さんに何かあったみたいって滝口くんから連絡もらって。。」

「小林さんごめんね。。」

「え？なんかよくわからないよ？なにが起きてるの？？」

「佐藤くんも矢野くんもごめんね。。ってよくここわかったね」

佐藤くんも矢野くんもまだよくわからない様子でポカーンとしてる中、カンカンなまさとが話し出した？
「ゆなの病院とか言うから、ゆなにも電話したのにでねぇし。。
仕方なくゆなの自宅に電話して聞いたんだろうが。」

「あはごめん。大ゴトにしちゃった。。
ごめん。私が入院してるのは別として。。。
遠藤さんがね、みんなに必要とされてないっとか訳のわからないこといいだすから。。
しかもね、そのせいで大学受験クラスに来なくなったーとかいうんだよ？ありえないでしょ？だから！
違うってこと証明したくてさ。
だって遠藤さんは友達だよね？」