Not to memories
え?扉が開いた。。
だれ?

「飯田!」

きもたん。。
「いたの?」

「あー。とっさに隠れてやりました」

。。。笑える。。

優しいなぁほんと

「ありがとうキモたん」

「飯田!。。こんな簡単に済ませていい話ではない。。。」

言うと思った。。。
本来ならそうかもしれないんだけど。。

「。。。キモたんはわかる?だれにも必要とされてない、ひとりだって感じる気持ち。」

「。。。わかっているつもりだ。だが。。」

「辛いよね。ほんとうに。もっと死ぬことが簡単にできるなら、もう消えていなくなってるかも。。。」

「おい!」

「でもさ、本当は違う。気付いてくれてよかった。。。」

ゆいも。。。遠藤さんと同じだったのかもしれない。。。

「ったく。。飯田は人が良すぎだ」

「でもさ、遠藤さんはもう同じ過ちは繰り返さないよ?それでいいじゃん。だめ?」

「償わせてあげることも、必要だとは思わないか?」

。。。

「。。償い方は遠藤さんに委ねてる。。それはある意味酷だったのかもしれない。。。だね。。だからかな。。これで良かったのかなって少し不安になってたんだ。」

「おい!飯田。。背中血でてる。。」

「え?あっ。。動きすぎたかな。。痛い。。」

ガラガラ。。せんせー

先生が先生を呼んでる。。。
それにしてもなぁー。



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