Not to memories
「たぶんこの時間はあの喫茶店にいるはず、
見えるかな??

あっいたいた。」

伊達のマンションで見た写真と同じやつが
喫茶店でコーヒーを飲んでスマホをいじくっている。。。

「ほらゆなちゃん話しかけておいでよ」

ふざけたこといーやがって。。

「何考えてんだ!ゆな帰るぞ」

「。。。まさとはここにいて。話してくる」

「はぁ?ゆな!」

「お願いまさと」

「じゃあ俺も行く」

「ほら、だめだよ。彼氏見習いくん。
おとなしくここで、ゆなちゃんを見守ってあげないと。ちゃんとゆなちゃんも蹴りつけたいんじゃないかな?ねっ?」

「。。。」
言い返せなかった。。確かにゆなはこのために
苦しみながらも真実を求めて頑張ってきたのは確かだ。
俺がその機会を奪っていいはずはない。

「まさと?大丈夫だから!」

「わかった。。、無理はすんなよ」


そう言ってゆなは車から降り、
喫茶店の中に入っていった。

「彼氏見習いくん?君さ、ゆなちゃんの事好きならもっと大人になんないと。ゆなちゃんを守りきれないよ?ぷふふ」

「うっせーな。」
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