Not to memories

そんなつもりないのにな。。。


「変なとこで臆病もんだよな。
。。
まぁ俺とそうだけど。。。
。。
まっそんな悲しい顔すんな。
俺は兄としてずっと面倒見てやっから。なっ？」

。。。
キモニーが優しい。。
っということは今私、かなり辛そうな顔してるってことかな。。。

でも、嬉しいな。

自然とキモニーが消えずにいてくれるっていう
安心感が今の私の支えだから。

だから。

「私もずっとそばにいる！」

「でも、これは約束しろ？」

「なに？」

「自分に素直になること」

「素直。。。？」

「一生懸命に勉強するのはいい。でも飯田は一生懸命暇をなくしてるようにしか見えない。
暇な時間が怖いんだろ？違うか？」


「。。。」

図星だ。。キモニーにはなんでもお見通しなんだね。。
でも。。

「どうして怖いんだ？なにも考えたくないからか？」

「それは。。。
。。。。
前の自分に戻る気がするから。。。
。。
」

また男に制裁を加えるかのように、
男を騙して取れるだけ搾り取って、。。

暇があれば前の自分にいつでも戻れる気がするから。

もうそんな自分にはなりたくない。。。


「なんでそうなるかわかるか？
。。。
飯田は、傷口を直そうとしないからだよ。
向き合いもしない。
傷なんかないって、逃げ回ってるからだ。
。。。
向き合えば必ず飯田はもっと大きくなれるから。
」


大きくなれる。。。？

。。。

そういえば。。

わたし、

大きくなるのが

夢だったんだよ。。。

。。。

私ってもしかして昔となにも変わってない？