Not to memories
手が離れた瞬間、
俺は目を開け
目の前にいるゆなを抱きしめた。

「行くな。どこにも。・・・・」



ゆなは今どんな顔をしているのだろう。
少し寝ぼけてたとはいえ。。また俺は大胆な行動をとっている。
でもどうしても止められない。
まだ俺は彼女のほんのわずかな部分しか
しらないかもしれない。
でも、知りたいと思うし、
どんな彼女でも受け止めたいと思う。

そして彼女の何かになりたい。
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