Not to memories
「ゆなの何かになりたい」


ぶっ
なんじゃそりゃ?
彼女がようやく笑った。
よくわかんないし!
意味わかんないぃーーー
と言っている。。。

たまにがきっぽくなるときは
なんなんだろ。。。

ほんと不思議なやつ。


「俺さ、屋上でゆなに
欲しかった言葉もらったんだ。

ゆなにしたら大したことじゃねぇかも
しんねぇけど、
俺にとっては
初めてだった。

なんか、わかんねぇけど、
そんな感じ。

だから、
ほっときたくない。

まぁ。彼氏いるかもしんねぇし、
俺邪魔かもしんねぇけどさ。

だから、

ゆなのなんかになりたいわけ。

わりぃか?」


「。。。。。。そっか。」

一瞬だけ彼女の顔が曇った。
気のせいだろうか。。。
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