Not to memories

「ふあ～」
ようやく長い長い授業も終わり、お昼休み～。

「あっ小林さん！私購買いってくるね～。
なんか買ってきてほしいものある？」

「ううん！今日は大丈夫！」


「ＯＫ！先みんなで食べてー」

私はいつも小林さんやその他の結構まじめな子たちと一緒にお昼を食べている。
お互い干渉はしない。学校だけの仲。
放課後や休日に遊びに行ったりはしたことはない。

そういう感じが、私にはとっても居心地がいい。私のことを不思議な人って、思ってるかもしれないけど、何にも言ってこない。
ただ私に場所を提供してくれる優しい人たち。
私はこの人たちに救われているのだ。
。。
急いで購買いかなきゃ。パンがなくなる。。
廊下に出て、購買に向かって小走りで気味に歩いていると、武田さんに声をかけられた。