Not to memories
え?
「よう。佐藤」

あっまさとと知り合いだったんだ。

「あっ佐藤くん食べる?ちょっと一口食べちゃったけど、半分に割れば。。どーにか」

「いいよー俺そーいうの気にしないから。一口だけちょうだい。」

佐藤くんは私が持っているたい焼きを
そのままの状態でパクッと食べた。

「うまーいありがと!」

あっ食べられちゃった。
結構一口大きいな。遠慮するかと思ったのに、
まさか佐藤くんも食いしん坊なのか?
くぅー。たい焼き、。。、


「。。。おい。。 あっ。佐藤のクラスなにやんだ?」


「喫茶店。楽チンだろ?ガムシロ忘れて買い出しだよ。まさとと飯田さんは何買いにきたの?」

「小麦粉。結構な量買うから、これから重労働。」

「じゃあ俺も手伝うよ」

おっこれまたラッキーだ。
私たちは大量の小麦粉とガムシロを買って
スーパーを出た。

「佐藤くんありがとね。
三人でやれば、かなり楽チンだ」

「たまたま遭遇しちゃったからね。
それにたい焼き貰ったし、
がんばらないとー」

「一口しか食べて無いのに。。」

「いいのいいの。
それよりさ、
来週の土曜さ、アルクマくんが、ララショッピングモールに来るらしいよ。一緒にいかない?」

「ほんと?いくいく!
ってよく知ってるね佐藤くん!アルクマ情報通だ!!すごい!!
あっよかったら、まさともいかない?」

「ああ??なんかよくワカンねぇけど、いく。」

「わーいアルクマくん楽しみだなー」

「じゃ決まり!時間後で二人に連絡する。
。。。。
っていうか飯田さんまさとって呼んでんの?」

あっやば。
やってしまった。。。

「あ。ごめんなんとなく」

「あっ俺が呼ばせてるだけだから」

「へぇ。まさとがねー。めずらしっ」
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