Not to memories
あっ。でもどうせ来たから
やっぱり武田さんの方に並びたいよね。。。
ごめんなさいっと思いながら、
客をさばいていく。

「よっ。」


なんでこんなところにいるの・・・

びっくりしすぎて。。。

「アレ?来ちゃまずかった?」

・・・・
頭をポンポンと叩き、
私の腕をガシっと掴んで
「ちょっとコイツ借りるわ・・・・」

えっ・・・

「ちょっと待って。辞めて。離して」

「ちょっとだけだからいいよね?」

近くにいた小林さんに確認を取る。
小林さんもびっくりして頷いてしまった。

そして連れて行かれる。。。

「どこなら人あんまりいない?」

「たぶん今日は屋上には人がいないと思う。」


無言で屋上まで行き、
予想通り人が誰もいなかった。
< 87 / 358 >

この作品をシェア

pagetop