Not to memories
まだ家でグダグダしてたら
あっという間に夕方になってしまった…
ちょっと外の空気をすって元気を出そう。
「とんとろ、お散歩いこ?」
うちで飼っているフレブルのワンコのとんとろ。誰とも話したくないときは、いつもとんとろに助けてもらっている。
ごめんよ。また付き合ってくれ。。。
久々のお散歩に、大興奮のとんとろ。
玄関をでてすぐモーダッシュ。。。
そっちお散歩コースじゃないんだけど!
とんとろーー!
なんで駅なんか人が多いとこに。。。
犬なんだから公園とか川沿いとか
散歩しないとー!
ほれ!とんとろいくぞーー!
駅とは逆ーもどるぞー!
あれ?あれって。。
まさと?
駅の改札にまさとがいる
どこ行くんだろう?
よし暇つぶしだ。とんとろ偵察ー!
出動!
シュタタ、私ととんとろは
まさとにバレないように、
ちょっと離れた位置からまさとを追っかける。
あれ?私の家の方向かー。
まさか木村さんの家?
あっ。まさとつまづいた。
なんだかかわいー。
まさとファンの気持ちわかってきたかも。
。。。
あれ。。
うちだ、、
私の家を見上げ、
ぼーっとしている。
私に用だったか。。。
せっかくここまで来てくれたのに、逃げるのも失礼だし。。仕方ないか。。
「どーしたの?」
「。。。。。いぬ?」
「うん。気晴らしに散歩。
もしかしてうちに来てくれた?」
「ああ。心配だったから」
。。。
「まだこれからなの散歩。一緒にどー?」
「おー」
「ごめん。今日は。。。文化祭の日、倒れたし。。心配かけちゃったよね。
でも良かったのに、わざわざ来てくれるなんて
びっくりだよ」
「。。。心配だったから。でも安心した。少し顔色良くなってるから」
ん、リードを引っ張っても動かない。。とんとろが、固まった。。。
「とんとろ動いてーー!!
。。。
。。。
だめだ。
あっあそこのベンチで休んでもいいかな?
久々の散歩でとんとろ疲れちゃったみたい」
川沿いのベンチに2人で座り、ぼーっと。。。
やばいなんか無言。。
「あっあのさ、ちょっととんとろお願い。
あそこの自販で飲み物買ってくる。
まさと何がいい?」
「甘いコーヒー」
出た甘党。。
まさとの顔だったら、ブラックがお似合いなんだけどな。。
自販でコーヒーを二つ買い、ベンチに戻る。
「はいあま〜いコーヒーどーぞ」
「わりぃ。」
。。。無言
「あのさ。。なんかあった?まさとの方が、元気ないんじゃない?」
「。。別に。」
怒っているようにも見える。私がまさとに甘えないように、いっそのこと私のことを嫌ってはくれないだろうか。。そうだ。
「ねぇ。まさとタバコ持ってない?一本くれない?」
あー。
と言って、ポッケから出しくれた。
私はタバコを吸い、深く肺にいれる。
はあー。久々。川沿いの夕方はきもちーな。
ちらっ。。まさとの様子に変化なし。。
タバコ吸ったからって嫌われないのか。。ってまさとも吸ってるもんね。。
ちぇーー。
「ゆな?」
「はい?」
「番号教えて」
「え?やだ。」
「だめ」
えっ。。私の着ているニットのセーターのポッケの中に勝手に手を突っ込み、スマホを取り出す。
えっちょっとー。
勝手に番号入れてるし。。。
まさとってこんな強引な人だっけ?
「なんで急に。。」
「心配したから。
このまま、ゆな居なくなるんじゃないかって」
。。
居なくなる?
まさとが切ない顔をしてる。
そんな顔をされると。。
。。。どうしたらいいのか。。
心臓が痛い。
私の体は勝手に動いて、まさとを抱きしめていた。
「ごめんね。心配させて」
私が本当は脆くて弱いこと。
まさとは気付いてしまったんだろう。
ちょっと風が吹いただけでも
飛ばされて消えてしまう。弱々しい私の一部を彼に見せてしまった。
まさとを不安にさせてしまった。。。
「大丈夫だよ。私ちゃんと居る。
だから。まさとは気にしないで、ねっ」
私は抱きしめてしまった手を話し、
まさとの頭をトントンした。
「まさと?」
固まってる?
「あのさ。逆だから」
ん?
え?
まさとが迫ってくる。。、え、
がばっ。、
ぎゅっと抱きしめられた。
「逆ってなに?」
うっギュッてされすぎてちょっと苦しい
「この前言ったの忘れた?守るのは俺。変に気を張るな。ゆなはそのままでいい。俺の前では素でいろよ」
あっという間に夕方になってしまった…
ちょっと外の空気をすって元気を出そう。
「とんとろ、お散歩いこ?」
うちで飼っているフレブルのワンコのとんとろ。誰とも話したくないときは、いつもとんとろに助けてもらっている。
ごめんよ。また付き合ってくれ。。。
久々のお散歩に、大興奮のとんとろ。
玄関をでてすぐモーダッシュ。。。
そっちお散歩コースじゃないんだけど!
とんとろーー!
なんで駅なんか人が多いとこに。。。
犬なんだから公園とか川沿いとか
散歩しないとー!
ほれ!とんとろいくぞーー!
駅とは逆ーもどるぞー!
あれ?あれって。。
まさと?
駅の改札にまさとがいる
どこ行くんだろう?
よし暇つぶしだ。とんとろ偵察ー!
出動!
シュタタ、私ととんとろは
まさとにバレないように、
ちょっと離れた位置からまさとを追っかける。
あれ?私の家の方向かー。
まさか木村さんの家?
あっ。まさとつまづいた。
なんだかかわいー。
まさとファンの気持ちわかってきたかも。
。。。
あれ。。
うちだ、、
私の家を見上げ、
ぼーっとしている。
私に用だったか。。。
せっかくここまで来てくれたのに、逃げるのも失礼だし。。仕方ないか。。
「どーしたの?」
「。。。。。いぬ?」
「うん。気晴らしに散歩。
もしかしてうちに来てくれた?」
「ああ。心配だったから」
。。。
「まだこれからなの散歩。一緒にどー?」
「おー」
「ごめん。今日は。。。文化祭の日、倒れたし。。心配かけちゃったよね。
でも良かったのに、わざわざ来てくれるなんて
びっくりだよ」
「。。。心配だったから。でも安心した。少し顔色良くなってるから」
ん、リードを引っ張っても動かない。。とんとろが、固まった。。。
「とんとろ動いてーー!!
。。。
。。。
だめだ。
あっあそこのベンチで休んでもいいかな?
久々の散歩でとんとろ疲れちゃったみたい」
川沿いのベンチに2人で座り、ぼーっと。。。
やばいなんか無言。。
「あっあのさ、ちょっととんとろお願い。
あそこの自販で飲み物買ってくる。
まさと何がいい?」
「甘いコーヒー」
出た甘党。。
まさとの顔だったら、ブラックがお似合いなんだけどな。。
自販でコーヒーを二つ買い、ベンチに戻る。
「はいあま〜いコーヒーどーぞ」
「わりぃ。」
。。。無言
「あのさ。。なんかあった?まさとの方が、元気ないんじゃない?」
「。。別に。」
怒っているようにも見える。私がまさとに甘えないように、いっそのこと私のことを嫌ってはくれないだろうか。。そうだ。
「ねぇ。まさとタバコ持ってない?一本くれない?」
あー。
と言って、ポッケから出しくれた。
私はタバコを吸い、深く肺にいれる。
はあー。久々。川沿いの夕方はきもちーな。
ちらっ。。まさとの様子に変化なし。。
タバコ吸ったからって嫌われないのか。。ってまさとも吸ってるもんね。。
ちぇーー。
「ゆな?」
「はい?」
「番号教えて」
「え?やだ。」
「だめ」
えっ。。私の着ているニットのセーターのポッケの中に勝手に手を突っ込み、スマホを取り出す。
えっちょっとー。
勝手に番号入れてるし。。。
まさとってこんな強引な人だっけ?
「なんで急に。。」
「心配したから。
このまま、ゆな居なくなるんじゃないかって」
。。
居なくなる?
まさとが切ない顔をしてる。
そんな顔をされると。。
。。。どうしたらいいのか。。
心臓が痛い。
私の体は勝手に動いて、まさとを抱きしめていた。
「ごめんね。心配させて」
私が本当は脆くて弱いこと。
まさとは気付いてしまったんだろう。
ちょっと風が吹いただけでも
飛ばされて消えてしまう。弱々しい私の一部を彼に見せてしまった。
まさとを不安にさせてしまった。。。
「大丈夫だよ。私ちゃんと居る。
だから。まさとは気にしないで、ねっ」
私は抱きしめてしまった手を話し、
まさとの頭をトントンした。
「まさと?」
固まってる?
「あのさ。逆だから」
ん?
え?
まさとが迫ってくる。。、え、
がばっ。、
ぎゅっと抱きしめられた。
「逆ってなに?」
うっギュッてされすぎてちょっと苦しい
「この前言ったの忘れた?守るのは俺。変に気を張るな。ゆなはそのままでいい。俺の前では素でいろよ」