あなたの優しさが…
私の身体を洗うという雅樹。
全力で拒否したが
立ってられないだろ?と
ニヤニヤしながらいう。
ごもっとも…
雅樹がそうしたんじゃん…。
雅樹にお願いしたら、
上機嫌な雅樹に全て洗われた。
それが、私の過去、色んな男に抱かれた汚い身体を綺麗に洗い流された気がした。
雅樹は身体を拭くのも、着替えるのも、髪を乾かすのも…全てやってくれた。
ニヤニヤしながら。
猿にならないだけいい。
『これ以上やったら、美咲が壊れる』
私の考えてることは、お見通しなんだな。
「ありがとう。助かります…ふふふ」
バスルームから出ようとすれば、またお姫様抱っこ。