あなたの優しさが…
食事も済ませ、マンションへ戻った。
買ってもらった服をクローゼットに終う
終いながら、服を眺めた。
試着中…雅樹はずっと優しい笑顔で
私を見ていた。
それが恥ずかしくて、でも…幸せだった。
全てを片付けて、リビングへ行くと
雅樹は話があると言われた。
これから毎日、私に護衛がつくと。
それは、姐さんである、雅樹のお母さんとの接触を防ぐため。
大東さんがついてくれるらしい。
余計な外出は、少しの間は控えること。
外出するときは雅樹と一緒の時だけ。
雅樹と外出できるなら、苦痛にならない。大丈夫。
「大丈夫ですよ。心配しないで」
『美咲は前科があるからな。あぶねーな』
笑いながら言う。
そうだったねっと私も笑えば
雅樹が
『我慢できねぇ』
そう言って、キスをする。
甘くて、激しくて、けど優しくて…
キスだけで感じてしまう
息が…声が漏れると
雅樹はニヤっと…
あ…猿になった…
ベットへ連れて行かれ
今日も雅樹に朝まで愛された。