あなたの優しさが…

まだ雅樹とゆかりさんは言い合いしてる。


そんな中、私と雅樹のお父さんは最中を食べていた。


『なぁ、美咲ちゃん』

「なんですか、お父さん」


数十分で、私とお父さんの壁は無くなっていた。


「わしも、名前でよんでくれねーか
お父さんも悪くないが…ゆかりだけ
ずるい気がする」

可愛いこといいなぁっとクスクス笑えちゃう。


お父さんの名前を聞いた。

桐生樹(いつき)


『それでは…樹さんでいいですか』


「ほほぅ。いいなぁ。もう一度呼んでくれないか」


そんな事を言ってると


『エロジジィ 何してんだよ
美咲に近づくな、妊娠するだろ』


雅樹の言葉に、少し樹さんから離れた。

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