【完】僕は君の為に××をする





俺と雅が出会ったのは今から二年前。

中2の夏だった。





「...っ!!」





俺の家の近くの公園で、泣いているのを見かけた。


雅は、男子の間でも話題に上がるぐらいに美人で、高校生と付き合っているって噂されていた。





「瀬戸...??」





向こうは名前も知らない人に名前を呼ばれて驚いたのか、体をビクッとさせた。





「...っ!!」





彼女は俺の顔を見ると、また泣き出してしまった。




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