【完】僕は君の為に××をする
「彼氏に浮気された...!?」
どうやら高校生と付き合っているという噂は本当だったらしく、彼女は苦しそうな顔で話を続けた。
「私たちの2つ上で、この前うちの中学卒業したばかりのやつ...
『やっぱり、年下は合わない』だって。
自分から告白してきといて『やっぱり』って何よ...」
「瀬戸...」
恋愛経験のない俺には、こういうときどーすればいいのかわからない。
「やっと、好きになれたと思ったのに...」
泣き笑いしながら呟く彼女をみていたら、なぜか俺は抱き締めていた。