華麗なる安部里奈
「お嬢様、ありがとうございます。あとは私がまた敦也に話しますから。せっかくの習い事がお休みの日なんですから、ゆっくりしてください」

「うん、律子ママ。ありがとう」


「敦也はお約束を守れなかった罰として、今日は夏休みのドリルをやってなさい」

「はい……」




結局、アッちゃんはそのまま家で宿題をする事になり、私は自分の部屋に戻った。
夕方、部屋にマリちゃんがやってきたので、私はさきほどの公園での騒動で気になっていた事を聞いてみた。


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