華麗なる安部里奈
第2章 『世界一美味しいカレーライス』
小学校入学
自分の部屋のベッドに寝転び、幼稚園のファーストキスを思い出した私は、なんだか恥ずかしくなって、アルバムのページをめくった。
幼稚園でやったお遊戯や誕生会などのイベントの写真が何枚もそこには貼り付けてある。
正直、屋敷の中でアッちゃん達と遊ぶ事のほうが楽しかったため、幼稚園でやったイベントの記憶というのはあまり多くない。ただ、なんとなく作業を行っているというような感じで、淡々とそれらのイベントをこなしていただけだったように思う。
私はそのまま、またパラパラとアルバムページをめくった。
すると、今度は小学校の入学式の写真が出てくる。その写真の中の私は、なんだかご機嫌斜めといった感じで、嬉しそうな笑顔を浮かべる父と母とは対照的な顔をして写っていた。
私は自分が何故そのような顔をして写真に写っていたのかを思い出してみる事にした。
幼稚園でやったお遊戯や誕生会などのイベントの写真が何枚もそこには貼り付けてある。
正直、屋敷の中でアッちゃん達と遊ぶ事のほうが楽しかったため、幼稚園でやったイベントの記憶というのはあまり多くない。ただ、なんとなく作業を行っているというような感じで、淡々とそれらのイベントをこなしていただけだったように思う。
私はそのまま、またパラパラとアルバムページをめくった。
すると、今度は小学校の入学式の写真が出てくる。その写真の中の私は、なんだかご機嫌斜めといった感じで、嬉しそうな笑顔を浮かべる父と母とは対照的な顔をして写っていた。
私は自分が何故そのような顔をして写真に写っていたのかを思い出してみる事にした。