初めてを君と。
もうすでに7月に入り、夏本番。
毎日暑くて、日焼けしそうで何度も日焼け止めを塗り直す。
あれからデビューの話は、両親と相談して短大はきちんと通い卒業をすることを条件に納得してくれた。
すぐに佐藤さんに連絡して返事をしたら、
すごく喜んでくれて、夏休みに入ったら見学も兼ねて東京に来るようにと言われた。
少しずつ、私の回りは変化してる。
東京に行った時に色々と決めるみたいだけど、本格的なデビューは卒業してからだけど、
ボイストレーニングやダンスレッスンは大阪のスタジオですることになった。
学校の方は、テスト前ということもあって、朝の練習はなくなり、放課後も来れる人だけになった。
朝、いつものようにピアノの練習をしていたら、晴輝くんがレッスン室に入ってきた。
「おはよ。ごめん、練習中に。」
「おはよ。大丈夫だよ。どーかした?」
私は、練習をやめて入り口に立つ晴輝くんを見た。
「ピアノ、教えてほしくて…
ダンスばっかりであまり練習できてへんから」
「いいよ!あと少ししかないもんね」
申し訳なさそうに楽譜を見せてきた晴輝くんに、私は笑顔で答えた。
毎日暑くて、日焼けしそうで何度も日焼け止めを塗り直す。
あれからデビューの話は、両親と相談して短大はきちんと通い卒業をすることを条件に納得してくれた。
すぐに佐藤さんに連絡して返事をしたら、
すごく喜んでくれて、夏休みに入ったら見学も兼ねて東京に来るようにと言われた。
少しずつ、私の回りは変化してる。
東京に行った時に色々と決めるみたいだけど、本格的なデビューは卒業してからだけど、
ボイストレーニングやダンスレッスンは大阪のスタジオですることになった。
学校の方は、テスト前ということもあって、朝の練習はなくなり、放課後も来れる人だけになった。
朝、いつものようにピアノの練習をしていたら、晴輝くんがレッスン室に入ってきた。
「おはよ。ごめん、練習中に。」
「おはよ。大丈夫だよ。どーかした?」
私は、練習をやめて入り口に立つ晴輝くんを見た。
「ピアノ、教えてほしくて…
ダンスばっかりであまり練習できてへんから」
「いいよ!あと少ししかないもんね」
申し訳なさそうに楽譜を見せてきた晴輝くんに、私は笑顔で答えた。