恋する白虎
第四章
幸せ時間と焼きもちと
永舜は、再び杏樹の家に住み始めた。
「ダメ」
「どうしてだ?」
「当たり前でしょ」
「……」
……なにが、当たり前なんだ。
互いの想いを確認したその夜、永舜は、杏樹に言った。
「今夜、一緒に過ごさないか?」
杏樹は、ビックリして永舜を凝視した。
な、な、なんですって?!
そ、それって、つ、つまり……。
杏樹は、焦って答えた。
「永舜の事は好きだけど、そーゆー事はしたくないのっ」
「ダメ」
「どうしてだ?」
「当たり前でしょ」
「……」
……なにが、当たり前なんだ。
互いの想いを確認したその夜、永舜は、杏樹に言った。
「今夜、一緒に過ごさないか?」
杏樹は、ビックリして永舜を凝視した。
な、な、なんですって?!
そ、それって、つ、つまり……。
杏樹は、焦って答えた。
「永舜の事は好きだけど、そーゆー事はしたくないのっ」