恋する白虎
振り落とされた鴆は、すかさず炎隊に焼かれ、西天への侵入を阻止される。
よし!
永舜は、鴆との戦いのようすをざっと見回し、勝利を確信しようとした。
な、に!?
眼を凝らしてはるか遠方を凝視すると、十数羽の鴆が、白虎の攻撃をかわしながら西天に突っ込んで行くのが見えた。
くっ!!!
兄上、頼んだぞ!!
永舜は心で念じながら、鴆を追いかけるべく西天へと駆け出した。
その頃。
「静かですね」
よし!
永舜は、鴆との戦いのようすをざっと見回し、勝利を確信しようとした。
な、に!?
眼を凝らしてはるか遠方を凝視すると、十数羽の鴆が、白虎の攻撃をかわしながら西天に突っ込んで行くのが見えた。
くっ!!!
兄上、頼んだぞ!!
永舜は心で念じながら、鴆を追いかけるべく西天へと駆け出した。
その頃。
「静かですね」