お願い…想いに気づいて…
交換し終えた所にちょうど古屋敷くんが来た。
「古屋敷くん、おはよー
はい、これ約束してたやつ。」
眠そうだった顔が一瞬にして可愛らしい笑顔になった。
「ありがとー!!
すんごく嬉しい!」
お礼を言ったあとすぐに走っていった。
「李音みてー!
桜紅ちゃんからもらったー!!」
なんでよりによって田辺に言うのよ
どうせグチグチ言われて終わるのに…
「よかったな、腹壊して休めるぞ」
ほらね。やっぱり。
「何言ってんの、ほんとは羨ましいくせに」
「なわけないだろ馬鹿か」