すべてはあなたから教わりました。
不安の訪れ
専門学校に着いた時、設備が綺麗でここに通いたいと思った。


私服も髪も自由で、優しそうな人もいたし、見た目が怖い人もいたりで様々。


すると、他校の制服を着た女の子が、涼を見てはっとした顔してやってきた。

「涼~♡」
「…」

すごく美人。
スタイルいいし、モデルみたい。私とは真逆で大人っぽい。


この人、涼の元カノなのかな?


「もしかして、今カノ?」
「あぁ…」
ワキャワキャしてる彼女とは反対に、かなり無表情でテンションが低い涼。


「涼に会えると思ってきたんだよ。会えてよかった♡」

まるで私のことが見えないように、涼だけを見て、友達らしき人のところへ行ってしまった。


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