すべてはあなたから教わりました。
「ありがとう。じゃあ…お邪魔させてもらおうかな。」
「いつでも、来てよ!待ってる♡」
「うん!」



私は服に着替えて、軽くメイクをした。
涼から、着信があったけど、無視をした。

今は声も聞きたくないよ。



『今から向かうね。』
という連絡を遥香に送り、家を出た。


向かう途中で涼に会ったらどうしようという不安があった。
でも、結局会わなかったからよかったけど、もし涼と元カノが2人で歩いてるのを見たら…かなり胸が痛むよ。



「み~ゆきっ♡」
遥香は家の前で待っていてくれていた。
「遥香~!!」
私は遥香にギュッと抱きしめた。


< 132 / 202 >

この作品をシェア

pagetop