すべてはあなたから教わりました。
彼女は泣いた。



「謝らないでよ。生まれたら、写メ見せてね。」
「もちろん!!美雪さんがすてきに人でよかった。会うの、すごくこわかった。専門学校の時、私最低なことしたから…」


「気にしてないよ。」
「亜美、そろそろ時間。」
「そうだね!」


そして、彼女は行ってしまった。
涼は私を見て、抱きしめてきた。


「あー…」


何!?どうしたの!?




「やっと、美雪を感じられる。」
まるで子どものようにスリスリしてきた。


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