すべてはあなたから教わりました。
涼が迎えに来た。


「美雪…マジ可愛いな♡」
「んふっ。ありがとう。」
「もう、このまま押し倒したい気分だよ。」
「バカっ!変態!!」


もう、涼の頭はそんなことしか考えないのっ。


「美雪の可愛さを自慢してやろ~♪」
何言ってるんだか。
私だって、自慢してやるんだから。
こんなかっこいい彼氏がいますよーなんてね。


そして、遥香と優くんに会った。
遥香はやっぱりピンクの浴衣で似合っていた。
恋人繋ぎをした指には指輪が。


「美雪ー!桜田くんっ、こんばんわっ。」
「こんばんわ。」
「遥香ちゃんも相変わらず可愛いね。」
「涼っ」
「なんだよ、嫉妬してるの~?」




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