すべてはあなたから教わりました。
そこにはキラキラ光るネックレスがあった。


「キレイ…」
私は見とれる。
「お前のために、選んだ。」
「ありがとう。」


もしかして…このためにバイトを?


「ネックレス、つけてやるから後ろ向いて。」
「うん…」
私は今にも泣きそうになった。

ずるいよ…。



付けてもらったネックレスは美しく輝いていた。
後ろにいた涼は抱きしめる。


「もうバイトやめたから、ずっと一緒にいれる。美雪が恋しくてたまらなかったよ。」


涼…好き。




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