すべてはあなたから教わりました。
六本木ヒルズには庭園がある。
寒いけど、空いてるベンチに座った。




「美雪の作った、トリュフ。いただこうかな♡」
涼は早く食べたいと言ってたから、
ようやくその時がきて、ワクワクしていた。



パクリと食べて、天使スマイル。
美味しそうに食べるのを見ると、嬉しくなる。



「また作ってよ。美味しい!」
涼は次から次へと口に運んでいった。
夕食前だというのに食べすぎだよ。
そう思いつつ、見ていた。


「さっ、そろそろ時間だ。行こっか。」

立ち上がり、手を繋いで中に入った。




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