ナンパから始まる本当の恋

『じ…自分で食べれますよ!
かえしてくださいぃぃい!』

「だーめ、やけどしちゃうじゃん」

『あなたもやけどしちゃいますよ!』

「大丈夫だって、早く食え」

そんな恥ずかしいことできないよぉ…
でも…おなかすいてるし…

『じゃあいただきます』
もぐっ…

『おいしーっ♪』
おいしくておいしくてどんどん食べた

「よかったな、美味しくて」
氷雅君は私の頭を撫でてきた

いきなりのことでびっくりして少しはねた

「な…なんだよ。」

『いきなりなでないでください!びっくりするじゃないですか…』

< 18 / 81 >

この作品をシェア

pagetop