ナンパから始まる本当の恋
「あれ、お前たった一日で変わったな?敬語にもなったし」
『これでも敬語我慢してるほうなんだよ…?敬語で喋るとキ……キスされちゃうから…』
「可愛いな、正直にそんなことでまじになるなんて」
氷雅は意地悪な笑顔でそう言うと
アップルパイを口にした
『…だって、意地悪だし……キス…されるのもなんかやだし…』
「キス…したくない?」
『氷雅…が嫌じゃなくて…氷雅にされると自分が正直になってやだから…』
「ばーか、正直になれよ
正直に好きっていえ」